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LOST EARTH(仮)

今ぼんやりと考えているTRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)の
世界観なんかを書いていってみたり。色々足りないところはご容赦を。
全てのものにいつか終わりが来るように、
この世界は終わってしまった・・・。
この星は、今迄当たり前のようにあったものが終わってしまった世界。

始まりは、突然の出来事だったのか、
それとも人が犯してきた過ちの代償だったのだろうか。

突如として木々は枯れ、大地は砂と化し、命の輝きは薄れた。
文明を支えてきた仮想自我を持つコンピューターが、人類に対して
牙を向きネットワークを介して悪性のウィルスをばら撒き始めた。
汚染されたコンピューターは次々と暴走、増殖、進化を繰り返した。

国は病み、人々は荒み、法は意味をなくし、無法が世界の法と成り代わった。
かつての大国は、自らが所持していた兵器により焦土と化した。
極東の島国では、国民の手により無政府国家へとなった。
飢饉により民の7割が餓死した国もあった。
混乱に乗じたテロや革命運動も起こった。
混迷する世界の中で、人は傷つき、倒れ、血を流していく。
そして無法は混乱を呼び、混乱はさらなる破壊を招いた。
やがて暴力は世を満たし、新種の疫病が蔓延り、世界の人口は減少の一歩を辿る。

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時は流れ
この荒廃した世界に残された人々は激変した環境で生き抜くべく
一つの術を見出した。

『獣因子』(ゾアンタリー) 
[これは自分の体に因子を組み込むことで、取り込んだ獣の特性を得る
かつての世界の技術。この獣因子を取り込むことによって、より強い
生命力、俊敏性、筋力等が得られる。また、組み込んだ因子により
その獣の特徴が反映される。つまり、半獣人の外見となる。]
既に新たな生態系を築き上げた崩壊後の世界。
奇怪化した動植物、意思を持つ機械、異形の生物。
そして、生き抜く為の力を得る代わりに、
今までの人間としての姿を捨てる事を余儀なくされた人類。
新たな世界を人々は呼ぶ『LOST EARTH』
それは終わりから始まる新世界。
それは未来無き新世界。
『LOST EARTH』

ざっとですが、こんな世界での話をつくってみたいな〜なんて思っています。