9/20の日記

今日は特に特筆すべきことはない。
けど、明日は私の誕生日だったりする。
どうにも、我が家は9月生まれが多いため誕生日はまとめて行なわれる。
故に自分の誕生日の日に祝われることはほとんど無い。
過去4.5回とかだろうか?(覚えてる範囲だが)
まあ、そんなこんなで自分の誕生日ってのは毎年、複雑な気持ちで
過ごしていたりする。
コンプレックスってやつなのかな?自分でもよくわからんが。
ただ、なんとなく自分の中にある普通じゃない一日。
自分がその日、生まれて今迄過ごしてきた日々の標を建てる日。
不可避の時間を刻む、必ず来る日。
これから後、何回迎えられるかは分からない日。
そんな一日を、自分だけじゃない他の誰かが知ってくれていたら
それは、自分の自己満足でしかないかもしれないけど、
それは、単なる他人に甘えや同情をねだる己の浅ましさなのだろうけど、
それでもきっと、浅ましい私は喜んでいるのだろう。
自分だけの物でしかなかったモノが誰かと共有できるだけのナニカに
なったんじゃないか?なんて思ってしまったりするのだから・・・
あと少しで日が変わり、私は一つ歳を取る。
一つ歳を取った私は、何が出来るのだろうか。
一つ歳を取る前の私は、何をしてきただろうか。
さようなら、もはや二度と戻れぬ時間よ。
過去の己はただ、追憶の中で降り積もる雪のように深く深く・・・